Champagne シャンパーニュ

 

「赤ワインは苦手だけれど、シャンパンは好きです!」という方って結構いらっしゃいます。
アトリエのお客様でもたまにおられますが、そういった方はどうやらワインの渋みが苦手なようです。

シャンパーニュ=シャンパンは、発泡性であればどんなワインにもシャンパーニュという呼称をつけて良いわけではなく、フランスの北部、パリから高速新幹線で1時間ほどのシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインのみ、その名をラベルに記載することを許可されています。 

シャンパーニュの品質において、良いシャンパーニュはまず泡のきめ細かさにおいて、どれだけ滑らかで、クリームのように、舌の上を流れていくことがとても重要です。サイダーの泡のようなボコボコした大きな泡は、シャンパーニュにはありえないことです。

この小さい気泡をどうやって作るかは、ブドウジュースからワインにしたのち、第二次発酵にて瓶の中で泡を作る段階において、低温でじっくり発酵させるということがとても重要です。
カーブ(ワイン蔵)の温度を上げればそれだけ酵母の働きも活発になり、早く泡が出来上がる。でも出来上がる泡はボコボコして大きく、シャンパーニュとは言いがたいものです。
大手グランメゾンは設備や温度管理もしっかりしており、そんな心配はすべて機械が管理できてしまうのですが、大企業のような設備を持たない小さな個人経営のメゾンにとっては、造り手の腕が、シャンパーニュの良し悪しが決まるといってもよいでしょう。

 

ヒラメのジャガイモ衣焼き(写真左)
ヒラメに千切りにしたじゃがいもの衣をつけてフライパンでソテーした一品。
お魚の味わいを香ばしさとともに味わえるお料理ですので、ソースは添えず、上にサワークリームをのせています。

シャンパーニュならオススメはシャルドネ種100%のブラン・ド・ブラン。
酸味とミネラル、そして若干の塩味を感じさせてくれる、ドライなものが良いでしょう。

 

 

シャンパーニュは食前酒としての楽しみ方は言うまでもありませんが、和食、洋風、中華料理まで、 料理に幅広いマリアージュの楽しみを与えてくれます。でも必ずしも料理を気にしなくてもよいのです。外でのバーベキューや、公園で過ごす昼下がりの休日に、サンドイッチを作ってシャンパーニュとグラスを持っていってピクニック。私個人的には、お気に入りの映画を自宅で観るときに軽いビスケットとドライフルーツをつまみながらシャンパングラスを傾ける・・。
なんだかとてもリッチになった気がして、忙しく毎日生活していてもこの時間だけは私のもの!という優越感に浸ってしまい、こんな時間がとても好きです。

タルト・タタン(写真右)
デザートにワイン??とお思いの方もいらっしゃると思いますが、デザートとシャンパーニュの組み合わせはマリアージュの醍醐味のひとつと言って良いほど、好きな方にはたまらない楽しみでもあります。
タルト・タタンはたっぷりのリンゴを使って、水分を飛ばして煮詰め焼き上げるフランスのお菓子です。リンゴの風味とその色調も備えて、これにはシャンパーニュ・ロゼとも良いマリマージュを生んでくれそう。

 

 

パルミジャーノ風味のクレームブリュレ(写真左)
ビストロでは定番のクレームブリュレは、卵黄、グラニュー糖、牛乳、生クリームさえあれば自宅でもとても簡単にできるデザートです。
これにイタリアのチーズ、パルミジャーノレジャーノのすりおろしをたっぷり加えて少し大人っぽくすると、その塩味と甘さの微妙な味わいが、シャンパーニュにより一層合うデザートになります。